内申書は高校受験の合否を判断するための重要な資料

内申書は高校受験のときに、
受験を受ける生徒の中学校での
成績や学校生活の状況を伝える資料で、
合否を判断する資料になります。

内申書は大きく下記の2つで構成されています。

  • 学力に関する内容
  • 個人の性格や行動の記録

学力に関する内容

中学校での成績について

通知表の成績が学校に報告されます。

基本的には中学1から
中3の2学期までの成績が、
内申書に記載され高校に報告されます。

地域によっては内申書の内容を
生徒や保護者の方に
公開するところもあります。

通知表で【1】がついてしまうと、
入試では不利になることもありますので
気をつけておきましょう。

個人の性格や行動の記録

欠席・遅刻の日数

内申書で欠席や遅刻は、
年間10日程度であれば
ほとんど問題はないと思います。

年間60日以上の欠席がある場合、
病気や怪我などの理由でなければ、
不利になってしまいます。

遅刻の理由が、病気や怪我などの
しっかりとした理由を説明できれば
心配しなくても良いと思います。

特別活動や記録

学習以外の活動内容で
有利なことがあれば記入します。

中学生活で学級委員を務めたり
部活動で部長を務めたり、
大きな大会で優勝したりなど
活躍実績があれば、
内申書に記載されます。

英検などの資格を取得していれば
記録として内申書に記載してもらえるので
入試には有利になると思います。

学校での生活態度

生活態度については

「基本的な生活習慣」
「責任感」
「公共心」

などの項目を、A・B・Cの
3段階で評価します。

Cがつくと入試に不利になりますが、
この項目については
ほとんどの人はAかB評価だと思います。

C評価はよほどのことがなければ、
つくことはないと思います。

高校受験での内申点アップの秘訣!

内申点をアップさせるには、
観点別評価を意識して
それぞれに対応することで
内申点を上げることが必要です。

通知表に教科の中に
詳細に項目が分かれていると思いますが、

各項目を意識して授業や
学校生活に取り組みましょう。

観点別評価を上げることが、
内申点をアップさせることに繋がるので
下記にあげる内容を意識してみてください。

授業中の発言回数を増やす

授業中は積極的に挙手をして、
発言回数を増やしていきましょう。

発言の回数だけでなく、
中身も重要ですが、
発言だけでも積極性は評価されます。

発言は相手に理解されやすいように
結論を述べてから理由をいうなど
話の伝え方も相手にわかりやすく話すと
評価アップに繋がります。

グループ発表やペア練習なども積極的に取り組む

英語や社会など活動が中心になる
教科については、ペア練習や
グループ発表なども評価の対象になるので、
積極的に取り組むことを気をつけましょう。

提出物は期限は必ず守る

課題などの提出物は
必ず期限内に提出しましょう。

提出物は見出しをつけたり、
重要なところは色ペンで強調したり

見易さを考えてつくると
評価がアップします。

内申書で重要なこと

内申書は個人の性格や行動の記録の部分が
評価の対象と思われいる方もいるようですが、

内申書で重要なのは、
学力に関する部分になります。

遅刻や早退、欠席が多かったり
生活態度や部活を辞めたりすることは

本当にひどい状況でなければ
入試の合否にほとんど影響はないといえます。

性格や行動部分は参考程度で、
重要なのは学力の部分となります。

高校受験の内申書で
遅刻、欠席は受験にどの程度影響が
あるのか気になる方も多いと思いますが、

やはり重要なのは、
授業に対する取り組み姿勢と
学力になります。

積極的に授業に参加し
提出物を必ず期限内に出し
定期試験を頑張っていくことが
内申点のアップに繋がります。